【音楽漫画】おすすめ11選！音が聞こえてきそうな名作集

完璧主義のエリート音大生・千秋真一。

ある日酔いつぶれて眠ってしまい、美しいピアノが聞こえるゴミ屋敷で目覚める。

そこはとなりの野田恵（のだめ）の部屋であった。

その出会いをきっかけに、お互い刺激を受け、ぶつかり合いながら、クラシック音楽を高めあっていく。

アニメ化、ドラマ化された大人気作品。

音大生、オーケストラ、クラシック音楽等、音楽の世界がコミカルにテンポよく描かれている。

のだめと千秋の掛け合いも最高で、他の登場人物も個性が豊かで読むのが楽しい。

時には厳しく音楽に立ち向かう姿とコメディタッチのストーリー。さらに恋愛模様も相まって、テンコ盛りで大満足できる作品です。

歓楽街で生まれた一ノ瀬海。

海は、森に捨てられていたピアノを弾いて育っていく。

ピアニストを父に持つ転校生の雨宮修平や音楽教師の阿字野壮介と出会い、ピアノの才能を開花させ、ショパン・コンクールに挑戦するまでの成長を描くストーリー。

歓楽街育ちのカイが、厳しい環境を抜け出すべく、努力して成長していくストーリーは読んでいて心地いい。

立派な父を持ち、カイの才能を目の当たりにして苦しむ雨宮君も可哀想だけど理解できる。

芸術は努力と才能とチャンスが必要。

森のピアノとの出会いからピアノに向き合い立派に成長していく姿に感動することでしょう。

（シーズンゼロ）
紅華歌劇団の卵を育てる紅華音楽学校。

第100期生として入学した渡辺さらさはオスカル様になる事が夢の長身で元気いっぱいの少女。

元国民的アイドルの奈良田愛たちと出会い、切磋琢磨しながら学園生活のストーリー。

歌やダンス、演劇を学ぶ学校。

少女たちがライバルながら共に努力を重ね成長していく様は、読んでいて清々しくて、応援したくなる。

みんな個性的でかわいい。また、それぞれバックグラウンドがあり、そこを掘り下げるエピソードも面白い。

特に、関係者にもスポットを当てたスピンオフは、感動ものもあり、ぜひおすすめしたい。

中学生の合唱部部長である聡実は、コンクールの帰りに成田狂児に声を掛けられ、カラオケに連れていかれる。

狂児は組で行われるカラオケ大会で歌ヘタ王にならないように、聡実に歌の指導を依頼する。

中学生と大人が不思議な関係でつながるカラオケストーリー。

16歳の津軽三味線を弾く澤村雪。

三味線の師匠であった祖父を亡くし、三味線の音を見失う。

突発的に上京し、母に勧められた高校に通う。

三味線同好会の仲間やライバルと出会い、様々な奏者と触れ合いながら、自分の音を探す青春音楽漫画。

寿退社当日に、婚約破棄された小暮也映子。

フラッと立ち寄ったCDショップで「G線上のアリア」を耳にして、自分でも弾いてみたいとバイオリン教室に入会する。

初心者の大人3人のクラスで、年齢や職業などバラバラでも、バイオリンを通して徐々に親しくなっていく。

講師も絡め恋愛模様と友情を描いたヒューマンドラマ。

大人になってから友達を作るのはなかなか難しい。習い事でお友達ができることはあるはず。

なかでも主婦の北河幸恵は私にはとても共感できるし、お友達になりたい人物。

主人公の也映子も不幸だけれど、けっこうあっさりしていて寄り添いやすい。

バイオリンの成長も描きながら、恋愛にも動きがあり、4巻でまとまっていて読みやすい良作。