テレビやSNSでも話題の「サンダー3」。
異世界の作品は、個人的には最近多すぎるぐらいだと思いますが、この作品は毛色が違います。
こんな発想があったのか、絵のタッチが面白い、他にも様々惹き込まれる要素が満載。
「このマンガがすごい!2024」でもオトコ編第4位を受賞しました。
面白くて一気に読んでしまいました!
今回は、そんな【サンダー3】をご紹介します。
結論: 面白い!オリジナリティ溢れた異色な異世界SFアクション。
正直言うと、この記事を読まずに、前情報なしで読んでほしい(笑)
サンダー3 1巻(Amazon Kindle)
ぽたぱんの総合評価は★20です!
サンダー3の評価 (個人的独断と偏見)
ストーリー | (★4) | |
絵 | (★4.5) | |
キャラクター | (★4) | |
テンポ | (★3.5) | |
ハマり度 | (★4) | |
レビュー合計 | ★20/25 | |
推しキャラ | 手塚ふたば、お茶の水ひろし、ぷうすけ |
- SFアクション
- 変わった異世界もの
- 兄妹の絆と学生同士の友情
が好きなら、ぜひ試し読みだけでもしてほしい作品です!!!
サンダー3のあらすじ
中学生のぴょんたろうは、友人2人と背の低さから「スモール3」と呼ばれていた。
ある日担任教師・ドクからゲームソフトを借りて、ぴょんたろうの家でゲームを再生する。
そのゲームは異世界と繋がっており、3人が宅配便に気を取られた隙に、妹のふたばがTVの中に入っていく。
後から気が付いた3人はふたばを追って、ゲーム内に入る。そこには驚きの世界が広がっていた・・・
打ち切りあるの?見どころ3ポイント
打ち切りという言葉が独り歩きしていますが、これは池田先生がTVで、
「打ち切りが免れそうなので、さらなるプッシュお願いします。」
とコメントを残されたからかもしれません。
ただ、だらだら間延びして続くのはもったいないので、上手く着地してほしいですね。
さて、見どころは沢山ありますが、3つご紹介します。
- 1巻表紙からは想像できないストーリー
- 異星人とのSFバトル
- 素朴なスモール3の圧倒的な強さ
① 1巻表紙からは想像できないストーリー
1巻表紙と冒頭のゆるい絵に騙されるな!
ほぼ何の情報もなしに読んだ私は、完全に騙されました!
1巻の表紙からは想像できないストーリー展開と画力。
そのギャップもこの作品の魅力です。
騙されるなと言いつつ、騙されてください!
異世界が逆にリアル
よくある異世界は、ゲームのRPGのような世界が多いですよね。
もしくは違う世界線で、作品に出てくる世界に似た世界。
サンダー3は、ゆるい絵が始めの世界。いわゆる2次元の世界。
そして描かれる異世界は3次元の世界。だから逆にリアルに感じます。
リアルだけれど、異星人に征服されている世界。
いろいろ設定が面白くて、惹き込まれます
② 異星人とのSFバトル
巨人+動物風な異星人
異星人の見た目は巨人と動物のミックス風。
そして妙にリアルでちょっと不気味。
3m級巨人のような異星人は、怖いですよね・・・
話す言語も違うので、セリフは翻訳付きです。
また、宇宙船や武器、ロボットはSFそのもの。
異星人の人に対する態度や命の価値にハラハラします
人×異星人の派手なSFバトル
異星人と人のバトルは見どころの一つです。
人を一瞬で殺害する武器や、それに対抗する為に異星人の技術を使って戦う対抗勢力リベリオンの人たち。
アクションシーンは、絵も素晴らしく、とても迫力があります。
ぽっと出てきた人がお亡くなりになったり、先が読めないバトルでドキドキします。
超常現象を使える薬「ツヨクナール」って名前のセンス!
③ 素朴なスモール3の圧倒的な強さ
主人公たち小さな中学生3人組(スモール3)は、異世界ではアニメ風に映る異物。
そのスモール3が、まさかの異世界では強すぎちゃいます。
巨大な異星人相手に、少しの力でも圧勝。
強大な敵を倒す、まるでワンパンマン
逆に殺したくないと日本人らしい平和な思想を発揮。
この辺りも画風といっしょでとてもゆるい。
もちろん、かわいい妹のふたばちゃんも無自覚に強くて、さらわれた不安は少し和らぎます。
今後は圧倒的な強さはどうなっていくのか、楽しみです。
異星人×人間、異星人×スモール3のバトルは別腹的です
池田祐輝先生はGANTZの奥浩哉先生という噂
ネット界隈で、池田先生は、奥先生なのではないかと噂が立っています。
原因は、サンダー3がGANTZの奥先生の絵とストーリーの要素が似ていること。
池田先生は本作がデビュー作だそうですが、池田先生についての詳細がほとんど明らかになっていません。
その辺りとデビュー作とは思えない画力の高さで、このような噂の原因になっていると思われます。
また、マンガのTV番組「マンガ沼」でもこの話題を池田先生にぶつけることがありました。
- 奥先生のアシスタントだった説
- 奥先生のお子様説
- 奥先生が池田先生として描かれている説
このうち、①と②は否定され、③の奥先生説は「光栄です」と回答されています。
年齢や出身地など非公表で詳細がわからないため、この謎は今後も一人歩きしそうです。
登場人物
(イラスト:イメージファンアート)
手塚 ぴょんたろう
主人公。スモール3の一人。
妹のふたばに溺愛されて困っている。
ごく普通の中学生
お茶の水 ひろし
スモール3の一人。
賢くて真面目で優しい。
正義感が強い。
吾妻 つばめ
能天気ボーイ。
パンツが落ちててほしいと思ってる。
手塚ふたば
主人公ぴょんたろうの妹。
お兄ちゃんが大好きでお嫁さんになりたいと思っている。
手塚家の犬
ふたばと共に、あっちの世界へ。
ドク
ぴょんたろうの先生。
マルチバースに関心があり、ぴょんたろう達にゲーム(ディスク)を貸す。
ねーちゃん
路上で弾き語りしている女の子
スモール3のご近所さん
手塚パパ
ぴょんたろうの父親。
漫画家でサンダー3という漫画を描いている。
おとめ座。
手塚ママ
ぴょんたろうの母親。
ふたばに甘い優しいママ。
異星人
あちらの世界にいる異星人。
作品情報と受賞データ
作者 | 池田 祐輝 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊少年マガジン |
メディア | – |
ジャンル | SF・アクション・異世界 |
賞 | 「このマンガがすごい!2024」オトコ編第4位 |
【サンダー3】アニメ化はされる?
今のところ未定です。
話題作なので、いつかアニメ化されそうですね。
サンダー3が好きならおすすめ作品
池田祐樹先生の他の作品
本作がデビュー作の為、他の作品はありません。
もし奥先生なら、「GANTZ」や「いぬやしき」がありますね(笑)
まとめ
表紙が一見、ファミコン(年代ばれるw)のイラストのようなサンダー3。
読んだらびっくりする異世界が広がっています。
スキマ時間にぜひワクワクする異世界へ飛び込んでみませんか?
興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
★20でオススメです