マンガ愛読歴30年以上のぽたぱん厳選。本気でおすすめの完結している漫画 Vol.2。
本当に面白いおすすめの完結漫画第2弾。
個性豊かな登場人物や画風の作品を集めました。
【完結済】本当に面白いおすすめ漫画10選Vol.2
寄生獣
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“ 引用:【寄生獣 1巻】岩明均
作者 | 岩明均 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊アフタヌーン |
単行本巻数 | 全10巻(アフタヌーンKC・新装版) 全8巻(完全版・講談社文庫) |
メディア | アニメ化・実写映画化 |
賞 | 「第17回講談社漫画賞」一般部門 |
ある日、地球に謎の寄生生物パラサイトが現れる。
パラサイトは知性があり、人の脳内に侵入して体を乗っ取り、人々を襲っていく。
そんな時、あるパラサイトが高校生、泉新一の体内に侵入し、脳内に入ろうとしたが失敗し、右腕にとどまった。そのパラサイトはミギーと名乗り、新一と共にパラサイトとの戦いが始まる。
パラサイトのミギーは一見気持ち悪いが、読むほど愛着が湧き、かわいく感じてくる。
人間の新一とパラサイトのミギーが考え方は違えど、いいコンビになっていく様は面白い。
残酷な殺傷シーンやバトルあり、「人間とは?」と考えさせられる哲学的な要素など、見どころ満点、最後まで満足度が高い名作です。
ザ・ファブル
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“ 引用:【ザ・ファブル1巻】南勝久
作者 | 南勝久 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊ヤングマガジン |
単行本巻数 | ザ・ファブル:全22巻 ザ・ファブル The second contact:連載中 |
メディア | 実写映画化 |
賞 | 「第41回講談社漫画賞」一般部門 |
痕跡を残さずに黙々と依頼を全うする都市伝説的な殺し屋ファブル。
ある日、ボスから1年間殺しをせずに一般人として生活するように命じられる。
大阪に仕事のパートナーと佐藤兄妹として移住し、日常生活を始めるが・・・。一般人として暮らそうとするも、やくざや様々なトラブルに巻き込まれる。
殺し以外をしてこなかった主人公が、普通の生活を送ろうとする姿は、シュールでとても面白い。
アクションとコメディのバランスがものすごくいい。やくざやバイト先の人、様々な登場人物が個性豊かで面白い。そして何より、殺せないけど、最強。見た目は地味だけれど、かっこいい。
殺し・やくざものに抵抗ある人でも読める可能性あり。まずは1巻を読んでみて。
MONSTER
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“ 引用:【MONSTER 1巻】浦沢直樹
作者 | 浦沢直樹 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミックオリジナル |
単行本巻数 | 単行本:全18巻 完全版:全9巻 |
メディア | アニメ化 |
賞 | 「第1回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞 「第3回手塚治虫文化賞」マンガ大賞 「第46回小学館漫画賞」青年一般部門 |
ドイツの病院で働く天才脳外科Dr.テンマ。
ある日、頭を銃で撃たれた少年ヨハンが搬送され、テンマが救う。
しかし救ったヨハンは成長した後、連続殺人犯になっていた。テンマは殺人の濡れ衣をかぶりながらも、ヨハンを追う。ヨーロッパを舞台にしたサスペンス大作。
映画「逃亡者」のようにヨーロッパを駆け巡るDr.テンマ。
逃げながらヨハンを追うテンマと、そこで出会う人々との温かいエピソードや、ぞっとする怖いエピソードなど、感情を揺さぶられっ放しの壮大なストーリー。サスペンスとヒューマンドラマの最高のミックス。
YAMAWAや20世紀少年など、振り幅がすごすぎる浦沢先生の作品の中でも一番好きな作品です。
BLUE GIANT
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“ 引用:【BLUE GIANT 1巻】石塚真一
作者 | 石塚真一 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミック |
単行本巻数 | BLUE GIANT: 全10巻 BLUE GIANT SUPREME: 全11巻 BLUE GIANT EXPLORER: 全9巻 BLUE GIANT MOMENTUM: 連載中 |
メディア | アニメ化 |
賞 | 「マンガ大賞2016」第3位 「第62回小学館漫画賞」 「第20回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門大賞 |
中学生の主人公・宮本大はジャズに出会い、サックスにのめり込む。
雨の日も雪の日も河川敷で、毎日ただひたすらサックスと向き合う日々。
世界一のジャズプレーヤーを目指す物語。BLUE GIANT、BLUE GIANT SUPREMEに続き、現在はBLUE GIANT EXPLORERが連載中です。
音楽は漫画では聞こえないけれど、大の吹くサックスは、激しく熱いのが伝わる。
スポーツにも通じるが、ひたむきな努力と信念、情熱は、胸が熱くなる。ライブシーンでは本物のライブのようで、喜びと感動がある。
登場人物たちの振る舞いや言動はとっても人間臭くてリアル。アニメ映画にもなって話題の作品、ぜひ読んでみてほしい。
BASARA
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“ 引用:【BASARA 1巻】田村由美
作者 | 田村由美 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 別冊少女コミック |
単行本巻数 | 全27巻 |
メディア | アニメ化 |
賞 | 「第38回小学館漫画賞」 |
文明が滅び荒廃した未来の日本は、暴君に支配されていた。そんな中、暴君から日本を救う運命の子「タタラ」が誕生する。
しかし成長したタタラは国王の息子「赤の王」に殺され、双子の妹・更紗がタタラとして立ち上がる。
暴君を倒すため、日本中を旅しながら、仲間を集めていく更紗。その旅の道中で出会った男・朱里と惹かれ合うが、実は兄と父を殺した仇敵であった。日本中を駆け巡る冒険ラブストーリー。
「ミステリと言う勿れ」で有名な田村先生の作品で一番好きな作品。
まるで大河のように壮大で、更紗が仲間を集めるため日本中を巡る姿は、こちらも旅している気分になる。魅力的な登場人物で溢れていて、あっちこっちと感情が迷子になってしまうほど、揺さぶられる。
少女漫画の画風全開ですが、更紗や朱里の関係や、登場人物の成長に胸を打つこと間違いなし。ぜひ見届けてほしい。
鉄コン筋クリート
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“ 引用:【鉄コン筋クリート1巻】松本大洋
作者 | 松本大洋 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ |
単行本巻数 | 全3巻 |
メディア | アニメ化 |
ヤクザと義理人情が息づく町「宝町」。
ネコと呼ばれる驚異的な身体能力を持つ少年「クロ」と「シロ」は荒んだ生活ながら自由に暮らしていた。
しかし、「蛇」という開発業者が子供向けの遊園地を開発するため、殺し屋を引き連れて宝町に現れる。蛇は開発の邪魔をする者を排除しようと動き、少年達との対立が始まる。
クロとシロというわかりやすい構図だけど、二人ともそれぞれ魅力があり、二人の絆と純粋さに心打たれる。
あとは、やはり大洋先生の唯一無二の圧倒的な画力。
癖が強いけれど、味があって哀愁もあって、可愛さもある。
大洋先生の漫画はいくつか持っていますが、漫画の内容はもちろん、漫画自体が本棚にあるだけで嬉しくなる存在です。
全3巻と読みやすいので、大洋先生が気になる方はぜひ!
ドロヘドロ
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“ 引用:【ドロヘドロ1巻】林田球
作者 | 林田球 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊ビッグコミックスピリッツ増刊イッキ/月刊IKKI/ヒバナ/ゲッサン |
単行本巻数 | 全23巻 |
メディア | アニメ化 |
魔法使いの世界とつながる町「ホール」。
トカゲの頭を持つ男カイマンは、記憶がなく、また口の中に他の誰かがいた。
自分の頭をトカゲに変えた魔法使いを探すため、相棒のニカイドウとホールで魔法使い狩りをしていた。
カイマンに仲間を殺された復讐から魔法使いの煙ファミリーに狙われるカイマンたち。
カイマンの記憶は戻るのか?カイマンや口の中の誰かの正体は?混沌としたダークファンタジー漫画。
【ドロヘドロ】というタイトルがふさわしいバイオレンス多めで先の予想が難しい混沌とした世界。
人がバタバタと死ぬけれど、くすっと笑えるところもある。
カイマンがめちゃくちゃだけど明るいところがいい。他のキャラクターも濃くて面白い。
林田先生の絵は独特でドロヘドロの世界観が豊かに表現されている。ダークファンタジーがお好きな方はぜひ!
今日から俺は‼
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“ 引用:【今日から俺は‼1巻】西森博之
作者 | 西森博之 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
単行本巻数 | 全38巻 |
メディア | ドラマ化 |
千葉県にある軟葉高校。転校を機に高校デビューで金髪の不良になった三橋。
同じく黒髪でつんつん頭の高校デビューを果たした伊藤。
二人の高校での日常や、校外での不良とのバトルを描いたコメディ傑作。
ドラマでも話題になった作品。とにかく面白い。
二人の凸凹コンビもバランスが良くて、笑いはもちろん、ほっこりするエピソードもある。
ヤンキーだからケンカシーンも沢山あるけど、飽きずに読める。
なかでも14巻の伝説の回は、腹筋がちぎれそうなほど面白い。
やっぱり今井君は最高のキャラクター。
ヤンキー漫画だけどコメディがメインなので、落ち込んでる時や元気が欲しい人は読んでみてほしい。
ごくせん
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“ 引用:【ごくせん1巻】森本梢子
作者 | 森本梢子 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | YOU |
単行本巻数 | 全15巻 |
メディア | アニメ化・ドラマ化 |
極道黒田一家の跡取り娘の主人公山口久美子(ヤンクミ)。
ヤンクミは夢だった高校の教師になり、男子高校に赴任する。
一見地味で普通の先生だけど、任侠感が垣間見える常識破りの行動で、徐々にやんちゃな生徒たちとの絆が生まれる。
極道の家族は隠しながらの学園生活や、黒田一家の極道ファミリーの物語。ドラマ化されて一気に人気になったコメディ漫画。
主人公のヤンクミは、とてもまっすぐで応援したくなる人物。
極道を必死に隠しても滲み出る任侠感にくすっとさせられる。
学校の生徒たちはもちろん、極道一家など他の登場人物もそれぞれクセが強くて面白い。
極道一家のヤンクミへの過保護が過ぎて笑える。
また森本先生の絵はとてもシンプルで読みやすい上、ビジュアルもみんな個性豊かでわかりやすい。
コメディとヒューマンドラマ、そして少しの恋愛要素と盛りだくさんで、読んでいて楽しい作品です。
ドラゴンボール
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“ 引用:【ドラゴンボール1巻】鳥山明
作者 | 鳥山明 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
単行本巻数 | 全42巻 |
メディア | アニメ化・実写映画化 |
人里離れた辺境に住む主人公の少年「孫悟空」。
悟空は、都会から車に乗って現れた少女「ブルマ」と出会う。
ブルマは悟空の祖父の形見のドラゴンボールを見て、一緒に他のドラゴンボールを集めようと誘う。
ドラゴンボールは7つあり、すべて揃えると願いを叶えてくれる。
ドキドキ、ワクワクのドラゴンボールを集める大冒険へ!
誰もが知ってるドラゴンボール。
冒険、修行、バトルなど42巻まで様々なストーリーが展開していく。
最初の頃はコメディ要素が強く、悟空もとっても可愛くて笑ってしまう。
個人的にはアラレちゃんも好きだから、二人のコラボは最高。
その後徐々にバトルシーンが増えていく。バトルは独創的で面白い。かめはめ波や元気玉などオリジナルの必殺技はとてもキャッチ―で覚えやすい。
また鳥山先生の描くキャラクター達は、とても生き生きしているし、唯一無二。悟空の戦闘シーンはとにかくかっこいい。
最後に鳥山先生のアイデアの数々の素晴らしさを称えたい。ドラゴンボールはもちろん、孫悟空らしい如意棒や筋斗雲、大きなものを収納できるホイホイカプセルや戦闘力を計るスカウター、そして体を回復してくれる仙豆など。やはり鳥山先生は天才ですね!
子供も大人も夢中にさせてくれるドラゴンボール。久しぶりに読んでみませんか。
まとめ
読んで損はないマンガを10作はこちら↓
- 寄生獣
- ザ・ファブル
- MONSTER
- BLUE GIANT/BLUE GIANT SUPREME
- BASARA
- 鉄コン筋クリート
- ドロヘドロ
- 今日から俺は!!
- ごくせん
- ドラゴンボール
それぞれ独自のストーリーと面白さがあり、読み応えがある作品となっています。
もし気になる作品があったら、まずは1巻をスキマ時間に読んでみてくださいね。